私の基本姿勢の原点は、
1)東京都中野区で誕生、5歳の終から6歳の終わりまでの1年間を鹿児島県の山奥で祖父母と過ごし、和やかに人の和が形成され、良心的に動くことの大切さと良さを知り、これが今の基礎になりました。
2)中学の時、バスケットボールをしていた同級生達が「皆で遊ぼう!」と落ちこぼれや一人ぼっちにされてしまうことがないように気配りをしていた。この良さを経験して、仲間はずれが出ないように、一人ぼっちの人が発生しないように人の和を作る努力をしています。
3)高校1年の4月下旬に有斐閣のジュリスト別冊「憲法判例100選」が目に付き、これを買って学者の意見や見解を含めて憲法を学び、これ以後法律に関心を持ち、重要そうな裁判の報道を理解するようにしています。
4)大学の入学式で、「本学のルールはただ一つ、全ての人が自由(であるように」行動する)、来訪者を含めてです」、分かっているだけで50年以上続いているルールですと教授陣から説明があった。この本質的な意味は「誰にもマイナスの影響を与えないように気配りをし、あらゆる工夫をするという意味です。いいルールだなと思って、ずうと守っています。完璧でないでしょうが。
5)大学を卒業して、横河ヒューレット・パッカード社に入社(2013年時点のアジレントテクノロジーと日本HPを足し合わせた企業)、親会社のHewlett-Packard Co.の創業者二人が「我々はUnfairとみなされる行為は勿論、Unfairと疑われる行為も行わない」と繰り返し従業員に徹底していた。これもいいルールと思って、ずう~と守っています。
これらが私の考えの基礎になりました。