2015年4月15日水曜日

原発の稼働を続け難い理由 ― 燃料からの放射線発生を押さえ込めない



原発の再稼働は許されるのか? 大きな課題は少なくとも2つあります。
一つは、幅広い技術を理解して装置システム全体をバランスよく管理できる人が育ちにくいこと。
もう一つは、核燃料使用中は、自然界に有った時よりも遥かに放射能が出るようにしてエネルギーを取り出すが、使用済み後に放射能が出ないようにする技術が十分でないこと。
前者は、福島原発で制御関係設備の一部に海水が入った時にバルブを動かすことと、それを制御する電子制御及び機械制御の動きが止まったことから、少なくとも機械工学と電子電気工学と制御工学と原子物理学が分かって、相互の協調的動きに対処できることが必要。しかも、これは必要知識の全部ではない!
もう一つの放射能を出なくする技術は大して進歩していないのでは? 少なくともそのような技術成果を聞いたことがありません。
そうすると、核のゴミが増えるだけ、しかも始末する場所がない、海水汚染や土壌汚染など、食料への影響も出る。今のままでは原発は止めざるを得ないでしょう。違いますか?

1 件のコメント:

  1. 再生可能エネルギー社会、水素社会を根ざすべきでしょうね。

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